25年ぶりの優勝をつかみとった広島ナインが15日、広島駅に凱旋(がいせん)した。

 駅には勇姿を一目見ようと約2000人のファンが改札内外、コンコースに溢れた。ロープが張られ、厳重な警戒態勢がとられた。鉄道警察は18人中15人が派遣され、JR職員は約150人が派遣された。報道陣も約25社、テレビカメラ15台が集結した。

JR西日本の鍵山好文広報室長は「過去の要人クラスでも例がない。初優勝を経験した先々代の石原広報室長も、こんなに人が来たことはないと驚いていたくらいです」と慌ただしく動き回った。

 小窪選手会長を先頭にナインが広島駅に降り立つと、ファンからは大歓声が。「ありがとう!」「おめでとう!」「カープ大好き!」などと声が上がった。

 大きなトラブルもなく、ナインは今日15日に巨人戦が行われるマツダスタジアムへと向かった。