準硬式で最速149キロを投げる帝京大・鶴田圭祐投手(4年=藤井学園寒川、180センチ、84キロ、左投げ)が、楽天の6位指名を受けた。

 高校には投手として入学したが、1年秋に外野手に転向。「コントロールが良くなかったのと、監督から打撃を生かせと言われたので」。それでも大学入学後投手に再転向し、昨秋リーグ戦で最速149キロをマークして注目されるようになった。武器は右打者への内角クロスファイアにスライダー、チェンジアップ。

 ◆準硬式からのプロ入り 99年にドラフト6位で西武から指名され入団した青木勇人投手(同大出身)らがいる。主にリリーフで活躍。通算210試合に登板し9勝6敗1セーブ、防御率4・16。現在は広島のファームでコーチを務めている。