オリックスは2年連続で大幅な選手入れ替えを断行した。25日、佐藤峻一投手(25)斎藤俊雄捕手(32)田中大輔捕手(31)堤裕貴内野手(23)の4選手に来季の契約を更新しないと通告。佐藤峻と堤が現役続行を希望しており、斎藤と田中は未定。今月2日には白仁田ら7選手に通告しており、今オフの日本人は11人が戦力外となった。

 7人いた外国人選手もディクソンとモレル以外の5人が今季限りの方針。育成契約を予定している日本人選手をのぞき、今オフの退団者は現段階で昨年と同じ15人にのぼる見通しだ。横田国際渉外部長は「ドラフトで(育成含めて)14人とったから」と話した。

 5年目内野手の堤は、昨年7月にタレント木口亜矢(31)と結婚したことで話題に。プロ通算14試合出場にとどまった。通告直後は「トライアウトを受けます」と厳しい顔。

 4年目右腕の佐藤峻は今季にプロ初登板を含む5試合登板も、防御率13・50と結果を残せなかった。こちらもトライアウトを受ける予定。