広島ドラフト6位のつくば秀英・長井良太投手(17)が2日、広島高山健一スカウト、尾形佳紀スカウトから指名あいさつを受けた。

 真っ赤な広島の帽子をかぶせてもらうと「指名をしていただいたという実感がわきました。プロでは1日でも早く1軍でプレー出来るように頑張りたい」と意気込んだ。本格的な投手経験は高校に入学してから。2、3年後の1軍を目標に、素材型右腕がプロの門をたたく。

 長井は最速149キロの本格派で、決め球はスライダー。フォークとカーブも操る。担当の尾形スカウトが「投げる姿、走る姿、打つ姿にもセンスを感じる。まだまだそんなレベルではないけど、本人もまねしているのか、マエケンにしぐさが似ている部分があります」とメジャーリーガーを例に出して評価した。長井も「タテの変化など、お手本にしていました。フォームも少しまねしていました」と明かした。