中日杉山翔大捕手(25)が8日、年俸1500万円から72%アップの2580万円で契約更改した。

 チーム最多の86試合で先発マスクをかぶり、正捕手としての足場を固めた。得点圏打率3割3分3厘の勝負強い打撃や、リーグ3位の盗塁阻止率3割2分7厘を残し、攻守に欠かせない存在になった。

 「去年の倍近く(先発で)出させてもらった中で、チームは最下位。すごく責任を感じている。今年の経験をグラウンドで体現し、より責任感を持ってやっていく」と力を込めた。