右腕の蓄積疲労で別メニュー中の阪神望月惇志投手(19)が安芸キャンプ終了後の17日以降にメディカルチェックを受けることが14日、分かった。香田投手コーチが「あっちに帰って、いろんなところを見てもらうことになるんじゃないか。トレーナーにも見てもらいながら」と明かした。

 高卒新人ながら10月1日巨人戦で1軍初登板。自己最速153キロをマークするなど、鮮烈なデビューを果たした。ステップアップを期待され、4日紅白戦で2回を投げたが翌5日に異常を訴えていた。

 その後はスローイングを控えており、この日もキャッチボールを行う投手陣から離れてダッシュを繰り返した。香田コーチは「(キャンプ中に)投げるということをしない予定です」と説明。まずは、投球を回避してキャンプを終える。状態を確認することになるが、症状によっては来季に支障をきたす恐れも出てきた。