ロッテで一番ショックを受けたのは、育成2位、菅原祥太外野手(23=日本ウェルネススポーツ大)だろう。5日朝、腰痛を訴え、1軍キャンプを離脱した。7日の第2クールから2軍でリハビリを行う。

 育成選手としては球団初の1軍キャンプスタートだった。パワフルな打撃が注目されていた。プロで対応していくため、首脳陣に打撃指導を受けていたところで無念のリタイア。

 伊東監督は「あれだけフルスイングして、全力で打つだけでなく、走りも守りもやって、疲労が出ていたのは間違いない。本人が一番ショックだろうけど、この世界は、そういうものをコントロールしないとレギュラーは難しい」と話した。まずは患部を治し、それからの巻き返しに期待したい。【ロッテ担当 古川真弥】