開幕戦の始球式を、女子空手の清水希容(23=ミキハウス)が務めた。空手が追加競技となった20年東京五輪のメダル候補。14、16年の世界選手権では、形競技で2大会連続優勝に輝いている。

 はだしに空手着姿でマウンド手前へ上がると、まずは力強い演武を披露。直後に空手着を脱いで「2020」のユニホーム姿となり、ワンバウンド投球で大歓声を浴びた。「練習ではバウンドしなかったのでショックです。普段は自分がどんな動きをしているか分かるんですが、いつもと違う競技で、練習の通りにはいきませんでした。20年の東京五輪では、野球と一緒に頑張っていきたいと思います」と振り返った。