中日荒木雅博内野手(39)が通算2000安打まであと1本とした。本拠地ナゴヤドームでの「日本生命セ・パ交流戦」楽天戦。熊本から両親が駆けつける中、最高の一打を放った。無安打で迎えた4打席目の7回1死二、三塁。前進守備の二塁横を抜く2点中前打。点差を3点に広げる殊勲打だった。4試合連続安打で王手をかけ、小笠原慎之介投手(19)の本拠地初勝利に貢献した。
ナゴヤドームの盛り上がりは最高潮だった。「こういうのは初めて。力が入りました。硬くなりますね。昨日までとは明らかに違います」。前日1日までのソフトバンク3連戦では計6安打。一気に射程圏まで減らし、名古屋に戻ってきた。熊本に住む両親も博多から移動し、一塁側スタンドで見守っていた。
1999安打目は大きい1本だった。1-0接戦の7回の第4打席だ。1死二、三塁から2点中前打を決め、点差を3点に。応援ムード一色に染まった本拠地で、「本日の主役」がパ・リーグ首位の楽天撃破に貢献した。
試合前、あいさつに行った入団時の中日監督、楽天星野仙一副会長に冗談まじりに言われていた。「1本は打たせてやるよ。もう1本は自分で打てよ!」。その1本が、恩師のチームに特大ダメージを与えることになり「打たせてもらいました」と笑った。



