博多からの移動試合。前夜は目がさえ、新幹線でも1時間超しか眠れなかった。だがチーム野手最年長は「もう、ここまで来たらね。チームにも迷惑かけられないから」と自らGOサイン。九州で元気な姿を見せ、名古屋で2試合を残して王手。最高のシナリオがまもなく完結する。

 「休んだら、去年のあれを思い出しちゃいそうだから」。昨年6月から7月にかけて、セ・リーグ野手史上最長タイの47打席ノーヒットを経験した。今は状態がいい。チームに貢献したい気持ちが先立った。

 9回に反撃を食らい、荒木の2点打が効いた格好になった。森監督は「あれが大きかった。あそこでダメだったら苦しい展開になっていた。あと2試合ある。やってくれるでしょう」とベタほめし、今カードでの達成を期待した。前夜祭は最高の形で終わった。本番も、もちろん白星で彩るしかない。【柏原誠】

 ◆最近の通算2000安打達成 15年の和田一浩(中日)松井稼頭央(楽天)、16年の新井貴浩(広島)と3人続けて2000本まで残り2本以内とした次の試合で達成している。