阪神西岡剛内野手(32)が、交流戦終了後の1軍練習に合流する可能性があることが5日、分かった。昨年7月に左アキレス腱(けん)を断裂。5日30日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦にDHで実戦復帰して、3戦連続でヒットを記録するなど順調な回復ぶりを見せている。

 9日から甲子園で行われるウエスタン・ソフトバンク3連戦では、故障後初めて、遊撃など守備にも就く予定。その後は遠征にも参加する方向で、試合数を増やしていく。1軍は交流戦で雨天中止がなければ、19日から4日間のオフがある。この間の全体練習に参加し、首脳陣が西岡の状態を確認する可能性がある。球団関係者は「あとは守備だけ。それを含めた全部を甲子園で見てもらって、そのまま行ければ…」と話していた。リーグ戦再開後の1軍復帰を視野に入れており、1歩ずつプロセスを踏んでいく構えだ。