ソフトバンクの新外国人カイル・ジェンセン内野手(29)が、5回に特大140メートルの来日初本塁打をたたき込んだ。

 1点を追う5回2死、ヤクルト先発ブキャナンの148キロ直球をとらえると、左翼席上段へ高々とアーチを描く同点ソロ。「高めの甘い球を1球で仕留められた。同点に追いつけてよかったです」。大喜びで迎えるナインとベンチでハイタッチ。天然パーマの長髪がトレードマークの新助っ人が、ウエスタン・リーグ10本塁打の実績を重ね、頸椎(けいつい)捻挫で離脱した内川の代わりに、一塁のポジションをカバーする。