ロッテ・ロエル・サントス外野手(29)が来日後、初めて“走り打ち”による安打を放った。

 4回先頭で、中日又吉から三塁へ高いバウンドの打球を放った。ゲレーロは警戒して前進していたが、バウンドが高いため、捕球して投げても間に合わない。余裕をもって一塁セーフだった。

 6回1死走者なしでも、投手への高いバウンド。再び、内野安打を放った。

 試合前には、同じキューバ出身の中日ビシエド、ゲレーロ、リナレス・コーチらと談笑。同コーチからは「キューバの時のようにリラックスするように」と助言を受けたという。

 サントスは「走り打ちでヒットを打ちたいと思っていた。結果につながって良かったよ。イメージどおり高いバウンドを打てれば、ヒットになる」と胸を張った。