巨人が球団史上ワーストとなる12連敗を喫した。前日6日の試合で42年ぶりに同ワーストタイとなる11連敗を許し、必勝を期した一戦。先発吉川光が3回まで無失点に抑えたが、4回にメヒアにカーブを拾われて先制2ランを浴びた。6回には2番手西村が中村にソロ弾を浴びて3点差。今季1度も3点ビハインドからの逆転勝利はなく、6、7回に得点圏に走者を置いたが適時打は生まれず、完封負けで不名誉な記録を許してしまった。

 高橋由伸監督(42)は連敗によって選手にかかる重圧に「みんな何とかしようと思っているが、こういう展開になってしまうと難しい。ただ結果を残していくのがプロ野球選手としての仕事。その日のゲームで与えられた役割を、それぞれがしっかりと果たすしかない」と強調した。球団ワーストとなる連敗には「それが現実で全員が受け止めないといけない。ただ明日も試合はありますし、はね返すチャンスはある。明日も頑張ってやっていく」と悔しさを胸に刻み、前を向いた。