ソフトバンク千賀滉大投手(24)が8日、背中の張りで出場選手登録を抹消された。千賀は5月16日オリックス戦で背中の張りで9球で降板。その後、中12日で5月28日の日本ハム戦に先発し、8回1失点で白星をあげていたが、4日DeNA戦では7回2/3、5失点で黒星を喫していた。

 7日、この日と2日続けて工藤監督と話をし、登録を一度抹消し、状態回復を優先することを決断。「(DeNA戦の)翌日の感じがいつもと違った。ずっと(張りが)ある中でやっていたが、なかなか思うようなボールが投げられず、(フォームの)バランスが良くない中でやると、ほかのところに(痛みが)くる可能性もあると考えた」と明かした。

 今後は最短10日での復帰を目標に、患部のケアをしていく予定。最短で交流戦最終戦となる18日広島戦(マツダ)からの復帰が可能だが、工藤監督は「最短でいければいいけど、焦る時期じゃないし、今しっかり治しておかないといけない。そこもしっかり考えてやってほしい」と話した。

 千賀が登板予定だった11日阪神戦の先発候補には、この日1軍に合流した山田、高橋が浮上した。