立大・中川颯投手(1年=桐光学園)が、好リリーフで流れを引き寄せた。

 3点ビハインドの4回2死二塁から登板。無失点で流れを作って、8回に山根佑太外野手(4年=浦和学院)の2ラン、9回に熊谷敬宥内野手(4年=仙台育英)の同点打を呼び込んだ。

 「プレッシャーに強いのが自分の持ち味。(勝利の瞬間は)心からうれしかった」と笑顔で話した。

 溝口智成監督(49)は「思い切りと腕の振りの良さ、強心臓がある。中川じゃないとロングリリーフはできないし、平然とは投げられないです」と評価した。