先発した阪神能見篤史投手(38)が5回4失点で3敗目を喫した。

 初回に西武中村に適時打、3回にも同じく中村に14号3ランを浴び、4点を献上。5回に打席が回ってきたところで代打を送られた。「少し慎重になってしまった部分もありましたし、外中心の投球になってしまい、攻めの投球をすることができませんでした。2アウトからの失点を許し、ゲームを作ることができずにチームに迷惑をかけてしまいました」と振り返った。

 今季は2勝ながらも6月初旬には防御率がリーグトップに立つほど安定感を見せてきた。それだけに金本監督は「(1回は)2アウト取ってからの3番秋山かな、四球とヒットかな。ちょっと警戒しすぎたのかなとは感じましたけど」と渋い表情だった。