ロッテが初回に2点を先制した。

 まずは2死一、三塁で角中勝也外野手(30)が右前に先制打を放った。

 オリックス山岡の高めに浮いた球を捉え、「打ったのはチェンジアップかフォークかな。バッティングの状態は良くなかったので、ここしか打てないところに来てくれました。チャンスで回って来たから、何とか先制点。かえすことしか頭になかった。交流戦も終わって、そろそろ流れを変えていかないといけないですからね。初回に先制出来たことはチームに勢いがつくんじゃないですかね。涌井さんに勝ちを」と、先発涌井を援護する1打を喜んだ。

 さらに、次打者のウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が左前適時打で続いた。ロッテでの初安打、初打点を記録し「打ったのはストレートだよ。早い段階でこうしてチャンスでランナーをかえすことが出来てうれしいね。皆が迎え入れてくれて千葉ロッテマリーンズの一員としてプレー出来るのがうれしい。もっともっと貢献していきたい」と話した。