巨人キラー襲名だ。中日小笠原慎之介投手(19)が9回1死まで巨人に得点を許さず、今季2勝目を挙げた。マギーの2ランを浴びてプロ初完封こそ逃したが、8回1/3を4安打2失点の好投。

 19歳の小笠原が今季2勝目、通算4勝目を挙げた。巨人戦は昨年が1試合で1勝、今年が2試合で1勝となり、これで3試合に登板(先発は2試合)して2勝0敗。10代で巨人から2勝したのは08~09年由規(ヤクルト)以来で、中日では90年今中以来、27年ぶり。小笠原はまだ黒星がなく、10代の投手が巨人戦で無傷の2連勝は、新人だった67年江夏(阪神)以来、50年ぶりになる。