日本ハム大谷翔平投手(22)が7月1日、イースタンリーグ西武戦(鎌ケ谷)で投手として実戦復帰することが決まった。

29日、試合前に栗山英樹監督(56)が「1日ファームで投げさせる」と明かした。

 今季はまだ実戦での登板はしておらず、初マウンドとなる。昨秋痛めた右足首の影響で開幕から投手としての調整が遅れていた。4月8日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で左太もも裏の肉離れを発症し、2カ月半離脱。27日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で80日ぶりに代打で出場し、28日には復帰後初安打&打点を挙げて、打撃では回復をアピールしていた。

 ブルペン投球は行ってきており、栗山監督は「1回投げれば前に進む。(ブルペンでは)スピードは160キロ近く出ている。155キロ以上は出てる絶対に。打つ、振る、投げるということはできている。そういうこと以外の細かいことをチェックする」と、二刀流完全復帰への青写真を描いていた。