日本ハム上沢が726日ぶりの勝利をつかんだ。今季4度目の先発で6回1失点と試合をつくり、リードを守った。14年に8勝を挙げた右腕は昨年3月に右肘を手術し、昨季は1軍登板なし。「泣くかなと思ったけど、意外とそんなことなくて変な気分」と笑った。15年7月7日も同じ球場、相手からだった。「運命じみたものを感じています」と酔いしれた。

 昨年、日本一を達成したチームの輪には加われなかった。ハワイへの優勝旅行中も「鎌ケ谷で練習してました。みんなが(日焼けして)真っ黒になって帰って来るのを待って」。今季の復活だけを見つめていた。そんな苦しいリハビリをともに過ごした仲間の活躍が糧になった。ケガから復帰した浦野、中村が先に2季ぶり白星を挙げた。「うれしかったけど、悔しい思いもあった」。自らも復活を果たしたが「次が大事という思いがもある」と、力強く再スタートを切った。