日本ハム中田翔内野手(28)が、ひとり親家庭の親子を招待した。

 自身も同じ境遇で育ったことから、今季から札幌ドームの主催試合にひとり親家庭の親子を招待する「絆シート」をスタート。その一環で、この日の西武戦に2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷の43世帯111人を招待した。

 試合前には3世帯7人の親子と、同行した清水聖士・鎌ケ谷市長と対面。中田の活動に賛同した岩崎書店から出版された、ひとり親家庭をモチーフにした絵本「ええたまいっちょう」にサインした上で4人の子どもにプレゼントした。2女の父親でもある中田は、毎晩のように娘から動物の絵本を読むよう、せがまれるそう。「まあまあ面倒くさいんだけどね」と笑いながらも、良き父の一面を明かした。