ソフトバンク工藤公康監督が早朝の便で東京から福岡へ戻り、筑後のファーム施設で行われた練習に参加。選手たちの顔を見ながら思いを伝えた。

 「残り60試合。みんなで力を合わせて頑張っていこう。この世界は勝ってナンボの世界。調子の悪い選手は入れ替えもします。我々も最善を尽くします。皆さんもできる限りのことをやって、秋にみんなで笑えるようにしましょう」。

 「1試合1試合、危機感を持ってやってもらいたい。チーム内での切磋琢磨(せっさたくま)がチーム力を上げていく上で一番大事なこと。今、球宴に出ているメンバーも万全という訳ではないし、頑張っていれば自分たちにもチャンスはあると思ってやってほしい」。

 練習後には首脳陣でミーティングを行い、後半戦の戦い方を再確認。「楽天も上位のチームなので大事だが、楽天だけを見ているという訳にはいかない。1つ1つ大事に、常に勝ち越すことを頭に入れてやっていくことが大事」。