【セ・リーグ】

◆阪神メッセンジャー投打に活躍、10勝目&来日初弾

<ヤクルト0-5阪神>◇23日◇神宮

 阪神は3回に先発のメッセンジャーが1号ソロを放ち、先制。投げては3回まで2安打無失点と好投し、投打に活躍を見せる。

 中盤は両軍ともに無得点。ヤクルトは小川を5回終了で降板させ、6回から継投に入る。阪神メッセンジャーは6回無失点。

 阪神は7回に中谷のソロなどで4点を加え、逃げ切る。先発メッセンジャーは10勝目。ヤクルト小川は4敗目となった。

◆DeNA筒香サヨナラ弾!巨人4点差追いつくも無念

<DeNA8-6巨人>◇23日◇横浜

 DeNAは1回に桑原の先頭打者本塁打で先制した。巨人は3回に長野の併殺打の間に追い付くと、マギーのソロで勝ち越した。

 DeNAは6回に柴田の右前適時打で追い付くと、ロペスの右犠飛で勝ち越し、宮崎の適時打、戸柱の2ランで4点差に広げた。

 巨人は8回、亀井の3ランなどで同点に追い付いた。DeNAは9回、筒香の14号2ランでサヨナラ勝ちを決めた。

 DeNA山崎康が2勝目。巨人高木勇は2敗。

◆広島が貯金最多25、岡田8勝 中日鈴木は4敗目

<広島12-1中日>◇23日◇マツダスタジアム

 広島は3回、四球や暴投で2死三塁とし、菊池の遊撃内野安打で1点を先制した。先発岡田は序盤をパーフェクト投球。

 広島は4回に鈴木の18号ソロと岡田、田中の適時打。4回は新井の犠飛に安部、岡田、6回も松山、新井が適時打で2桁得点。

 広島が先発全員打点、今季最多の18安打で大勝。貯金も最多の25。6回まで完全投球の岡田が8勝目。中日は投手陣が総崩れした。鈴木が4敗目。

【パ・リーグ】

◆楽天アマダー弾でサヨナラ勝ち、貯金30の大台に

<楽天3-2オリックス>◇23日◇Koboパーク宮城

 楽天先発釜田は、3回まで2安打無失点。オリックス先発の西は3回まで1安打無失点。投手戦の展開となった。

 オリックスは4回に相手の失策と安達の中前打で2点を先制した。楽天は打線が沈黙し、6回まで3安打無得点。

 楽天は2点を追う8回、島内の9号2ランで同点。9回、アマダーの13号ソロでサヨナラ勝ち。貯金を30の大台に乗せた。楽天久保は今季初勝利。オリックス西は5敗目。

◆西武3発7ラン、ウルフ7勝 日本ハム上原は初黒星

<西武9-2日本ハム>◇23日◇メットライフドーム

 西武は2回、外崎が右中間へ8号ソロを放って先制。3回には秋山の右前適時打で2点目を挙げた。先発ウルフは3回まで無失点。

 日本ハムは4回、太田のプロ初安打となる適時打などで同点に追いつく。西武は5回、秋山と栗山が3ランを放つなど一挙6点を奪い、突き放した。

 西武は8回にも加点し勝利を収めた。先発ウルフが7勝目。日本ハム上原は今季初黒星。

◆ロッテ伊東監督600勝、ソフトバンク中田6敗

<ソフトバンク1-3ロッテ>◇23日◇ヤフオクドーム

 ロッテは2回1死三塁から、中村の犠飛で先制。直後に同点とされたが、続く3回にサントスの1号ソロで勝ち越した。

 ロッテは5回にも1死三塁から4番井口が左前タイムリーを放ち1点を追加。先発石川は3回以降、6回まで無失点投球。

 ロッテが2点差を守りきり、先発石川は6月13日以来の2勝目。伊東監督は通算600勝。ソフトバンクの連勝は5で止まった。内は6セーブ目。ソフトバンク中田は6敗目。