中日小笠原慎之介投手(19)が3本塁打を浴びるなどで8失点し、自己最短の3回1/3でKOされた。

 1-0と先制した直後の2回。2死から巨人6番長野に右翼へ同点11号ソロを許した。勝ち越しされた直後の3回1死一塁には、4番阿部に13号3ラン。4回には1死一、二塁から陽岱鋼に8号3ランを打たれた。4回途中で降板した小笠原は「何もありません…」と唇をかみしめた。

 1試合で3本塁打されるのは今季2度目。これで6月16日西武戦(ナゴヤドーム)から先発した7試合連続で本塁打を打たれ、その間の被本塁打は14本となった。

 自身4連敗で今季6敗目を喫した2年目左腕について、友利投手コーチは「いつもやられるパターンは同じ。1回、(先発ローテから)外します。1回とは言わず、2軍で結果を出さないと無理でしょう」と話し、2軍降格が決まった。