4年目左腕のオリックス大山が、プロ初勝利を挙げた。

 1点ビハインドの6回1死二、三塁から中島、西川の左2人を打ち取り、直後に打線が逆転。「まさか自分が勝てると思っていなかったのでうれしい。目の前の打者に集中して投げられた」。昨年5月のソフトバンク戦はチーム22失点のうち、7失点と炎上。当時の横手投げから今季は上手投げに戻して自信が復活。福良監督も「ずっといい投球をしている。対左には安心して出せる」と目を細めた。