ヤクルトが4回に助っ人2人の本塁打で勝ち越した。

 まずはウラディミール・バレンティン外野手(33)。1点を追う4回無死走者なしから阪神能見の129キロの変化球を強振。打球は大きな放物線を描いて、京セラドームの左翼5階席に飛び込んだ。

 23号ソロで同点に追いつき「打ったのはフォークかチェンジアップ。緩いボールを待っていた。打ち損じずに自分のスイングができた」とコメントした。

 カルロス・リベロ内野手(29)も続いた。4回無死一塁から阪神能見の138キロ直球をとらえた。高々と上がった打球はそのまま左翼席に飛び込む2号2ラン。

 勝ち越しの1発に「打ったのはインコースのストレート。インコースが多かったので少し頭にあった。うまく打てたけど、少し上がりすぎたので入るか心配だった。入ってくれて良かった」とコメントした。