中日は2回に連打でチャンスを作り、松井雅の内野ゴロの間に1点を先制した。先発の鈴木は快調な立ち上がりを見せた。

 広島野村はピンチの連続だった序盤を最少失点でしのぐと立ち直った。鈴木は6回まで無安打投球を続けた。

 広島は7回1死から菊池が中前にチーム初安打。丸も続いてチャンスを広げ、鈴木が同点の左前打。1-1で延長戦に入った。

 延長戦でも両軍決め手を欠き、得点できないまま引き分けで終わった。広島に優勝へのマジック33が点灯した。