セ・パ両リーグは8日、7月の「日本生命月間MVP賞」の受賞者を発表した。

 【セ・リーグ】

 ◆投手部門 巨人菅野智之投手(4度目) 4勝0敗、防御率0・31

 7月は勝利数、防御率ともリーグ1位の成績で、5月に続き、今季2度目の受賞になった。巨人の投手による同一シーズン2度目の受賞は、90年の斎藤雅樹以来27年ぶりになった。

 ◆打者部門 DeNA桑原将志(初受賞) 打率3割8分9厘、6本塁打、14打点

 7月はリーグ1位の打率をマークし、21試合中17試合で安打を放った。複数安打は13回、猛打賞は5回と安打を量産し、出塁率もリーグ1位。リードオフマンとしての役割を存分に発揮した。

 【パ・リーグ】

 ◆投手部門 ソフトバンク東浜巨投手(初受賞) 3勝0敗、防御率1・33

 7月はリーグ最多タイの3勝を挙げた。自身初の10勝をマークし、チームの月間首位に貢献した。

 ◆打者部門 西武秋山翔吾外野手(3度目) 打率3割5分1厘、3本塁打、19打点

 1番打者として全23試合に先発出場し、安打(33)、打点(19)、塁打(52)がリーグ1位で、得点(16)がリーグ1位タイだった。西武選手の受賞は通算72度目で、オリックス、日本ハムの71度を抜き、リーグ単独1位になった。