7月度の「日本生命月間MVP賞」が8日発表され、セ・リーグ打者部門でDeNA桑原将志外野手(24)が初選出された。7月の打率が3割8分9厘でリーグ最高。リードオフマンとして、阪神との2位争いに大きく貢献した。桑原は「まさか、この賞を受賞できるとは思っていなかった。素直に驚きと、うれしさが両方交じっています。チームメートから『おめでとう』と言っていただき、非常にうれしい」と喜んだ。

 7月1日の巨人戦では、史上初となる先頭打者本塁打と勝ち越し満塁弾を放ち「自分にとって大きな試合。そこから勢いに乗れた。春先に悪い時期もあったが、自分のルーティンを変えずに試合に臨んだことが実った月だと思う」と振り返った。