ロッテ井口資仁内野手(42)が代打で貴重な追加点を挙げた。

 11-8の7回裏2死一、二塁で、ソフトバンク森から中前適時打を放った。

 4回までに8点リードを奪う一方的な展開だったが、7回表に6点を失い、3点差まで追い上げられていた。井口は「3点差と4点差では違う。嫌な展開で、(チームメートが)チャンスを作ってくれた」と期待に応えた。伊東監督にも「あの1本は大きかった」と、ねぎらわれた。

 この日の試合前、9月の引退試合のチケットが前売り完売した。「本当にありがたい」と話していた。完売御礼の一打となった。