日本ハム大谷翔平投手(23)が、3安打2打点と奮闘した。

 2点を追う7回無死一、二塁で中前適時打を放ち、1点差に迫った。3安打は4月2日ロッテ戦以来、今季3度目。2打点は同5日ロッテ戦以来、2度目だった。

 先制点は全力疾走でもぎとった。1回2死三塁のチャンスで放ったのは詰まり気味の打球も、遊撃手阿部の送球が2バウンドする間に一塁への激走で適時内野安打とした。左太もも裏に不安が残る中、必死の走塁で先制点につなげた。「バットの先でしたけど、いいところに転がってくれました。(西川)遥輝さんが先頭で出てチャンスで回ってきたので、1点取れてよかったです」と話していた。