ロッテがソフトバンク戦で13敗目(4勝)を喫し、今季の対戦の負け越しが決まった。

 1点差の惜敗だった。投手陣はジェイソン・スタンリッジ投手(38)が連打された3回の3失点のみで粘ったが、前夜に17得点を挙げた打線が静まった。角中勝也外野手(30)の2本の適時打のみで、走者を進めてもここ1本が出なかった。

 チームの連勝は2でストップ。伊東勤監督(54)は「1点の壁が大きかった。スタンリッジもゲームをつくったようには見えますけど、3人で抑えて攻撃にリズムを持ってくる感じじゃなかった。昨日が大味のゲームだっただけに、今日を何とか取りたかった。接戦になるとは思ってましたけど、こういうゲームを取っていかないとこれからは難しい。うちより上位にいるチームからは、いつもこういう展開で点が取れない」とため息だった。