中日ナインが森繁和監督に白星を贈った。7日に監督の長女、麗華さんが乳がんのため他界。前日は延長12回ドローでわずかに届かなかった勝利を、文句なしにつかみ取った。

 大島からウイニングボールを受け取った森監督は「娘のところに持っていけということだろう。みんなが勝たせてくれた。ユニホーム着て、みんなと一緒にできたことに感謝したい」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -大野は制球に苦しんだが

 森監督 三振も取っていたが、簡単に四球を出しすぎるところもあった。ただ試合は作ってくれて、援護を待つという形になった。

 -大野に代打を送った6回に4点

 森監督 走者がいるときは攻めの姿勢を見せる。じゃないと野手に失礼だからな。(攻撃が大野の前で)終わっていれば当然もう1回行かせている。

 -京田が5安打

 森監督 何試合かいいところなかったけど、1本出ればイケイケでいいこともある。今日はいい日だったかな。

 -谷元が加わり中継ぎの使い方も変わる

 森監督 今のリリーフ陣は1回ずつなら3人確保して、使わなくてもいい人も出る。1人増えるとだいぶ違うところもある。