【セ・リーグ】

◆中日が3連勝!大島サヨナラ打、広島は2連敗

<中日6-5広島>◇10日◇ナゴヤドーム

 広島は初回に2点先制し、2回に鈴木が24号3ランで八木をKO。中日も初回から打線がつながり、打ち合いに持ち込んだ。

 中日は4-5の5回1死一、三塁、藤井の一ゴロで得点し同点。広島の先発九里は最大4点リードを守れず、この回途中降板。

 中日は同点の9回、大島がサヨナラ打。引き分けをはさむ3連勝でカード勝ち越しを決めた。田島が2勝目。広島は2連敗。今村は3敗目。

◆巨人1年目外国人でカミネロ球団初20S&寺内V打、阪神マテオ4敗

<巨人5-2阪神>◇10日◇東京ドーム

 阪神は2回に梅野、俊介の適時打で巨人先発内海から2点を先制。先発メッセンジャーは3回まで無安打投球と完璧な立ち上がり。

 巨人は5回に長野の12号ソロで反撃を開始。6回の守備で内海がスクイズを阻止し、裏の攻撃でマギーの犠飛で同点に追いついた。

 巨人は8回、2死満塁から寺内の2点適時打などで3点勝ち越す。カミネロが守り、来日1年目外国人投手では球団初の20セーブ。巨人マシソンが3勝目、阪神マテオが4敗目。

 巨人阿部慎之助内野手は7回に投手強襲の内野安打を放ち、2000安打へあと3安打とした。

◆DeNA2連勝&今永9勝目、ヤクルトは石山6敗目

<ヤクルト1-6DeNA>◇10日◇神宮

 ヤクルトは2回に藤井の適時打で1点を先制。投げては先発の星がDeNA打線を3回まで1安打無失点に抑える。

 DeNAは5回に宮崎の9号ソロで同点に追いつく。先発今永は5回から4者連続三振を奪うなど好投し、中盤を無失点に抑える。

 DeNAは8回に桑原のスクイズなどで2点勝ち越す。9回にもロペスのソロなどで点差を広げて2連勝となった。今永は9勝目。ヤクルトは2番手石山が6敗目を喫した。

【パ・リーグ】

◆楽天が首位死守、銀次延長サヨナラ打 森原2勝目

<楽天4-3日本ハム>◇10日◇Koboパーク宮城

 日本ハムは1回に大田の適時打で先制。楽天は2回に松井稼の2号ソロで同点。3回に両チーム得点を挙げ、同点で4回に突入。

 両チームともに、得点は動かず。楽天先発安楽は6回2失点で降板。日本ハム先発加藤も6回途中2失点でマウンドを降りた。

 日本ハムは7回、大谷の適時打で勝ち越し。楽天は7回、銀次が同点打を放つも、9回1死満塁から無得点に終わり延長に突入した。

 楽天は延長11回1死一、二塁、銀次が日本ハム石川直から左中間への適時二塁打を放ちサヨナラ勝ち。首位をキープした。森原が2勝目。日本ハム石川直は初黒星。

◆ソフトバンク2連勝&東浜12勝、ロッテ唐川10敗

<ロッテ5-6ソフトバンク>◇10日◇ZOZOマリン

 ソフトバンクは1回、柳田の27号3ランで先制した。ロッテは3回、角中が右翼線へ2点適時三塁打を放ち、1点差に追い上げた。

 ソフトバンクは4回、上林、明石の適時打で3点追加。ロッテは5回、荻野が2ラン。6回はペーニャの二塁打で1点差に詰めた。

 ソフトバンクが継投で逃げ切り2連勝。東浜は7回途中5失点も、打線の助けで12勝目を挙げた。サファテが36セーブ目。ロッテは追い上げ及ばず2連敗。唐川は10敗目。

◆オリックス近藤がプロ初勝利、西武菊池雄星は5敗目

<オリックス4-2西武>◇10日◇京セラドーム大阪

 オリックスが初回、マレーロの9号ソロで先制。西武は2回に栗山が同点打。オリックスは3回に安達の2号ソロで勝ち越した。

 中盤は両先発が好投。オリックス松葉は味方の好守にも助けられ、4~6回は無安打無失点。西武菊池も追加点を許さず。

 西武は8回、浅村の13号ソロで同点に追いつくも、オリックスはその裏に吉田正が勝ち越しの2点打。近藤がプロ初勝利を挙げた。平野は20セーブ目。西武菊池は5敗目。