西武が6カードぶりに、同一カードで負け越した。

 菊池雄星投手(26)を先発に立てたが、2-2と同点に追いついた直後の8回裏、2四球を与えた後、吉田正に勝ち越し打を許した。菊池は被安打3で12三振を奪ったが、踏ん張りきれなかった。「四球からなので悔いが残る。大事なイニングだと意識して上がりましたけど」と唇をかんだ。

 打線は11試合連続5得点以上だった打線は、散発5安打で2点に終わった。辻監督は「こんなもんでしょ野球って。1本出ないと。誰が悪い訳じゃない。1本出なかっただけで。(8回に同点弾の)浅村は見事。ホームランがほしいところで1本打ってくれた」と淡々と振り返った。