日本ハム大谷翔平投手(23)が、一時勝ち越しの適時打を放った。

 2-2で迎えた終盤7回2死二塁。楽天の2番手高梨との対決で、カウント2-1からの4球目、外角高めの143キロ直球を左前に転がした。勝ち越しの適時打で、一塁ベース上で思わず右拳を突き上げる場面も。「勝ち越せてよかったです。スライダー、シュートを頭に入れながら待っていたので、逆方向にうまく打ち返せてよかったと思います」。その裏に追いつかれたが、納得の一打になった。

 3回の第2打席には11試合連続安打となる右前打を放っており、これで2試合連続の複数安打をマーク。自身は好調をアピールも2戦連続で競り負けた。「昨日も今日も、もうちょっとかなと思う」と、連夜の惜敗を悔やんでいた。