広島は4回に鈴木の25号2ランで先制しながら、直後の5回に福井が6点を失い逆転負けを喫した。広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -先発福井は4回まで無失点も、5回に突如崩れた

 緒方監督 球は来ていたね。でも(5回に)つかまってしまった。踏ん張りどころと言えば、踏ん張りどころだった。あの後も野手の正面に行って、アウトに取ってもらいたいところもあるけど、粘りきれなかったのは残念。

 -あとアウト1つが取れなかった

 緒方監督 そういうところ。頑張って欲しいというかね。序盤の投球の姿を見たら5回というか、6回、7回も行ってくれるんじゃないかという思い、期待もあったけどね。

 -次回について

 緒方監督 もちろん、先発の数が足らないのが現状だから、ヘーゲンズもなかなか状態も上がってこないし、九里も1度抹消してしっかり調整してもらう。現状で2軍から推薦のあった投手なので、序盤の内容を考えればもう1回チャンスを与えたいと思う。

 -投手陣は正念場か

 緒方監督 昨日(10日)、今日(11日)の試合は先制して、こっちのペースで試合を進めた中で逆転負けを食らっているのでね。チームとしては痛いけど、そこは踏ん張りどころ。持ちつ持たれつ。打線がカバーできるところはカバーするし、打線が点を取れないときは投手陣が頑張って抑えて結果を出し切るというもう1回自分たちの野球を目指して闘っていくだけです。

 -明日(12日)も菅野という好投手が相手

 緒方監督 敵をそんな大きく意識してもね。1点1点を取っていく攻撃をやっていくだけです。