中日バルデスが魔の三角海域ならぬ「魔の3回」に沈んだ。カリブ海地域出身の外国人6選手を応援する企画試合。「ドラゴンズ・オブ・カリビアン」と銘打たれていたが、キューバ出身左腕は自己最悪の10失点(自責7)だった。

 立ち上がり快調だったが、3回2死から坂口に四球を与え、急失速した。「今日は感覚がよかったんだが、あの四球から始まったね…」。次の山崎の打球に、ベースカバーが遅れ(一塁内野安打)ピンチを広げた。京田の適時失策もあり、4失点で逆転された。

 5回には、敵のカリビアン、バレンティンに被弾するなど4失点。6回は山田に2ランを浴びた。

 前回7月25日からの神宮3連戦で計31失点。2戦目は10-0からの逆転負け。森監督は「取り返してほしい」と必勝を期していたが一方的な展開に。2桁失点は今季8度目だがナゴヤドームでは初。指揮官は「とにかく先発に頑張ってもらわないと。ダメなら手を打つ」と首をひねった。

 試合後、サインボール投げ入れに参加したバルデスは「熱い応援で、いつも一緒に戦っている気分にさせてくれる」と感謝した。巨人と広島に勝ち越した勢いがなく、3連勝でストップ。波に乗り切れない。【柏原誠】