自身最多タイの13勝目をかけて先発した巨人菅野智之投手(27)が、7回4安打1失点で5敗目(12勝)を喫した。

 2回、先頭の広島西川に内角高めの144キロ直球を右翼席へ運ばれた。以降は追加点を許さず、7回まで投げ続けたが、打線の援護に恵まれなかった。

 「左バッターに対してはインサイドでうまくファウルを打たせることができました。ただ、ホームランはうまく打たれました。負けはしましたが、完封がだめなら最少失点でと、引き締まった試合をつくることはできたと思います」と振り返った。