広島鈴木誠也外野手(23)が、戦列を離れることになった。DeNA19回戦(横浜)の2回裏、右翼守備でジャンピングキャッチした際、着地時に右足首を痛めて途中交代。横浜市内の病院でエックス線検査とCT検査を受けた結果「右脛骨(けいこつ)内果剥離骨折」と診断された。今日24日にも広島に戻りチームドクターの精密検査を受ける見込みだが、シーズン中に戻れない可能性もある。連覇、そして日本一の奪還に向けて暗雲が垂れ込めた。

 首位を快走する広島に衝撃が走った。2回に右翼守備で負傷した鈴木が「右脛骨(けいこつ)内果剥離骨折」と診断され、戦列を離れることが決まった。長期離脱に至る可能性もある。

 鈴木はここまで全試合に出場し、4月25日からは4番に固定され強力打線を引っ張ってきた。この日も1回に丸の先制弾に続き、左翼席への特大の26号ソロアーチを描いた。リーグトップの打点は、この1発で2年連続大台となる90打点に乗った。2回の打席は右飛に倒れ、直後の右翼守備で悲劇は起こった。