阪神がベテランと若手の活躍で快勝した。2回に糸井の先制3ランなどで5得点。7、8回には北條、大山にタイムリーが飛び出し、巨人を突き放した。先発能見は7月1日ヤクルト戦以来となる4勝目。試合後の金本知憲監督(49)の談話は以下の通り。

 -初先発の相手にすぐに打線が対応した

 金本監督 糸井がいいところで打ってくれた。

 -その後もロジャースまでつながった

 金本監督 あの回は5点入ったので、みんながそれぞれいい仕事、役割をちゃんとしてくれた。

 -北條、大山で追加点

 金本監督 いやあ、追加点が入らず、嫌な雰囲気があったが、北條が食らいついて、レフト線に持っていって、大山もツーベース。若い力がね。ベテランの糸井の3ランと若手のダメ押しといい形で点が取れた。

 -2アウトからの得点だった

 金本監督 チーム状態がいい時は2アウトから点が入る。後ろへ後ろへアウトにならず、つなぐ意識をもってくれている。

 -桑原も相手の流れを止めた

 金本監督 最近、ピンチでいってもらって、しんどい所で投げてもらっていた。疲れがあり、本調子でない時期もあったが、回の頭からいくと、ピシッと仕事をしてくれる。

 -藤浪への期待は

 金本監督 前回は不安の残るピッチングだったが、今回は間違いないと信じている。やってくれるものと思っている。