広島の「勝利の儀式」がこの日も行われた。試合開始25分前の円陣。前日に引き続き、円陣の中心には菊池涼介内野手(27)が立った。

 普段通りに話し始め、“フェイント”を掛けたが、グラブの中から隠していたヤクルトを松山竜平外野手(31)に手渡した。松山はその場でフタをあけてヤクルトを一気に飲み干した。円陣をつくったナイン、見守った首脳陣、ファンからも拍手が起こり、一体感を高めた。

 連敗中だった前日1日、同様の円陣で菊池が松山にヤクルトを手渡して一気飲み。試合で松山が3安打2打点と爆発するなどして勝っていた。2日続けての珍儀式で、験を担いだ。