DeNAが4位巨人に0・5ゲーム差と迫られた。

 先発の石田は無難に立ち上がったが、2巡目に入った4回に制球を乱した。2死二塁、4番阿部から3連続与四球で押し出し、同点とされた。

 6回の決勝点も2番手尾仲の暴投で献上したが、石田が2与四球と暴投でピンチを拡大していた。

 打線は巨人先発の畠に押し込まれ、筒香の適時打による1得点に終わった。アレックス・ラミレス監督(42)のコメント。

 「石田は3回までほぼ完璧だった。4回、2ストライク以降の制球に苦しんだ。そこがポイントだった。打者は何とかしたい気持ちが前面に出て、悪い方に出てしまった。我々が助けてしまったのかな。明日しっかり勝って、Aクラスのままこのシリーズを終えたい」。