阪神が快勝で5連勝を飾った。2回に坂本が今季初アーチとなる3ランを放つなど、1試合で合計4本塁打が飛び出した。能見は6回を投げ、2失点で5勝目。貯金は今季最多を更新する「17」。試合後の金本知憲監督(49)の談話は以下の通り。

 -気持ちのいいほど点が取れた

 金本監督 ほぼ毎回、取れまして。先制以外はどこが中押しかダメ押しか分からないぐらい、いい感じで取ってくれた。

 -坂本の3ランで勢いづいた

 金本監督 正直、ホームランは期待していなかった。うまいこと打ってくれて、あれは大きかった。

 -プロ初の3安打4打点

 金本監督 そこは全く期待してないのですが、期待以上の活躍。4打点ですから。よくやってくれた。

 -主軸にも本塁打が出た

 金本監督 今日はホームランがよく出た。若い大山、中谷に、ベテランも孝介が打ってくれてよかった。

 -植田をプロ初先発で起用した

 金本監督 競争もあるし、昨日の大山の4番とは比較にならないぐらい決断がいった。バントも決めて、守備も無難にこなしてくれた。盗塁はアウトになったが、そこは次回に期待したい。

 -先発能見はどう見たか

 金本監督 アンラッキーなタイムリー以外は安心して…。右打者のインサイドにストレートを投げこんでいた。

 -点差があり、リリーフを休ませられた

 金本監督 休ませないといけない状況だった。打線が中継ぎ、リリーフを助けた試合だった。

 -メンドーサが初登板

 金本監督 タイガース初登板なので、気合十分でいってくれると思う。