オリックス吉田正が2年連続2桁となる逆転3ランを放った。

 2-3の3回1死一、二塁。自身の打撃の現状と西武ウルフの球を考え「ボールの下をたたくくらいの感覚で」決勝弾となる1発を放った。新人年から2年連続の2桁弾は、球団では阪急時代の85、86年の熊野輝光以来。2年続けて腰痛で出遅れながら、昨年は62試合目、今年は42試合目の出場で大台到達。「1本でも多く打てればいいし、これからも20本、30本と続けていければ」と長距離砲ならではの目標を掲げた。