ヤクルト・バレンティンが30号3ランを放ち、連敗を9で止めた。初回に決めた。無死一、二塁からDeNA今永の126キロチェンジアップをとらえた。少し泳ぎ気味のスイングも打球は左翼スタンドへと突き刺さる。「ギルメットが初先発で初回に点を取ってあげられた。すっと(試合に)入れたんじゃないか」とこの試合まで26イニング無得点と苦しんだ打線に火を付け、11点の大勝に導いた。

 球団記録の1発となった。11年の来日1年目から30本塁打以上は6度目。池山(現楽天1軍チーフコーチ)の5度を超えた。「毎年シーズンが始まる前は30本を目標に置いている。クリアできてホッとしている。球団記録を達成したのは素直にうれしい」と喜んだ。

 現在本塁打王の中日ゲレーロとは3差。60本塁打を記録した13年以来のタイトル獲得も射程圏内だ。「自分のスイングが戻ればチャンスがある」と最終盤の量産に意欲を見せた。【島根純】

 ▼バレンティンが2年連続6度目のシーズン30本塁打以上をマーク。30本塁打以上を6度記録した外国人選手は史上6人目(最多はタフィー・ローズの7度)。ヤクルトで6度は池山隆寛の5度を上回り球団最多となった。