虎が敵地マツダスタジアムで3試合連続、コイに屈してしまった。チーム勝ち頭(12勝)の秋山拓巳投手(26)を先発に立てた試合だったが、まさかの逆転負け。広島にすべて逆転で3連戦3連敗を喫し連敗が4に。広島に9・5ゲーム差となりコイの優勝マジックは8。今日8日から本拠地甲子園で立て直すしかない。

 最後の「砦(とりで)」もあえなく陥落した。2点リードの5回だ。秋山が広島打線にのまれた。安部、西川に連続タイムリーを浴びるなど4失点。一気に試合をひっくり返された。「カウントを作れても、そこから見送られて、並行カウントになって、苦しくなって、辛抱してしまう投球だった」。広島とは今季初対決。今季はエース級の活躍を見せてきただけに、連敗ストップを期待したが、結果は5回6失点。6月27日の中日戦以来となる5敗目。自身の連勝は「6」で止まった。