ヤクルト岩橋慶侍投手(26)の好投も報われなかった。プロ初先発の4年目左腕は思い切りよく投げ込んだ。

 1回から直球を主体に2者連続三振で立ち上がると、4回まで1安打無失点。5回に味方の失策2つと左翼バレンティンの緩慢な送球で2失点を喫するが、崩れない。6回には無安打で抑えて、マウンドを降りた。6回2安打2失点(自責0)7奪三振ながら敗戦投手となった。

 先発ローテを守っていた星の登録抹消により、前日に急きょ先発が決定。巡ってきた好機で結果を残した。岩橋は「これからしっかり練習して、また次の日に先発といわれてもピッチングできるように練習したい」と話した。