日本ハムのブランドン・レアード内野手(29)が、20代最後の日に、どでかい花火を打ち上げた。

 5点を追う6回先頭。フルカウントから西武ウルフの149キロ直球を、左中間へ放った大きな打球はスタンド中段に届き、ワンバウンドで屋根とスタンドの間を抜けていった。

 これで2試合連続本塁打。「最近焦りがあったけど、昨日のホームランをきっかけに、タイミングが戻ってきた」。11日の誕生日の前祝いとなる31号ソロで、2年連続タイトルを狙うパ・リーグ本塁打王争いで、単独トップに立った。